H.Aさん(40代女性)
自分の本当の声が聴けました
治療、頑張ろうとまた思えました
がんの再発転移により
望まない治療であった
“抗がん剤投与”が
否応なしに始まることに
なってしまいました
彼女にお会いしたのは
入院直前
楽天的な振る舞いとは裏腹に
瞳は不安でいっぱいでした
数時間かけてカウンセリングを
受けていただきました
これから大きな壁に挑む
心の準備が何よりも必要でした
人前で号泣したのは初めてです
敢えてハードなカウンセリングをしました
「寄り添う」などと優しい事を
言っていられる段階ではなかったのです
彼女の「魂から絞り出される声」を
聴く必要があったのです
そして、その声を彼女の肉体に
聴かせる必要がありました
本当は私、こう思っていたんだなって
言葉にして改めて気付きました
確認できて良かったです
入院前にお会い出来て
本当に良かったです
治療、前向きに頑張ります