家政婦さん実家の母に泊まりに来て貰い、
家事や子守をお願いして助けてもらった。
でも、自宅で仕事をしている主人には、
かかる負荷が大きすぎて、
本当に申し訳ない思いしかなかった。

授乳することしか出来なくなって、
2ヶ月くらいが経とうとした頃、
「このままだと、共倒れになる」と、
家事代行サービスを探した。

ネットや電話で色々と問い合わせをして、
結果、週2~3日、家政婦さんを頼むことになった。

カナさんという私と同じ年の女性が来てくれた。
家政婦業界では、ご本人曰く、「ダントツ若い」のだそうだ。
「私は何でもできる」とかなりの自信家だった。
カナさんはそれまで私の周りには
いないタイプの女性で、刺激的だった。

カナさんは特に料理が得意だった。
当時、ヒロミさんの所での食事療法で
制限された食材の中でも、
色んなおかずを作ってくれた。
掃除はそんなに得意ではない・・・
というとご本人に怒られそうだが・・・
ま、人間得手不得手は必ずあるわけで・・・。

ただ、赤の他人を家に招き入れ、
家族しか触らない物に触らせるという事は、
それまで夫婦2人の生活が長かった
私達にとって、かなり勇気のいる決断だった。

 

『パーソナルスペースという
自分の周りの見えないバリアが
キミはかなり広いよね。
ここから先は、誰も入って来ないでって
言わんばかりの自己防衛ぶりだ。
だから、第一印象が悪いって言われるんだよ^^;

そう、そのバリアを壊す為に
カナさんは現れたんだね。
いちいち、細かい事に構わない彼女にしか
キミの自己防衛エリア内には立ち入れないだろう。

ここは、姉御肌のカナさんにお任せするといい。
妙なプライドは捨てて、甘えることだ。
その、頑固なバリアが崩壊するまで。』

 

普通の状態なら、絶対に出会わないし、
多分、絶対に友達にならないタイプの
同じ年の“気が強い系の女”が二人・・・。
狭い家の中、至近距離で半日過ごすのって
微妙・・・と言えば、かなり微妙よ・・・。
(でしょ?想像してみて^^;)

ただ、カナさんが家にいてくれる時間は、
主人が安心して外出できる唯一の時間。
それに、家事のヘルプはやはり助かった。
だから、その微妙なモノは脇に置いといた。

しばらくすると、息子もわんこ達も慣れて
私もようやく、割り切る事ができた。
バリアを壊せた、というか、
ぶっ壊されたと言うか・・・。

何にせよ、それまでの日常ではあり得ない展開に
いろ~んな意味で、ついて行くのに必死。

もう、病んでなんていられるか!って
スッキリとこちらもぶっ壊せたらいいのに。。。

 

後に、このカナさんとの出会いが
また新たな縁を呼ぶことになる。

to be continued….

Sakuko