ことばの暴力

 

2010年1月、年明け早々体調が激変する

階段は這わなくては昇れず
降りる時には尻餅をつきながら滑り降りた

そして、遂に・・・・
我が子を抱き上げられなくなった
授乳は寝ながらした

のどは食事をのみこみづらくなったが
授乳の為には食べなくてはと

むりやりおしこんだ

そして、異変は皮膚にも現れた
顔が赤く腫れ上がり
主に上半身に
激しい痒みを伴う炎症がおきた

病院へ行ったが何だか分からず
3つめのS大学病院で「膠原病」と診断された
その時の事は今でも鮮明に覚えている・・・

予約していた時間を1時間以上過ぎ
ようやく呼ばれて診察室へ入ると
教授という肩書きの白衣の初老の男性と
若い学生が数名そこにいた

 

やぶ医者


その白衣の男性は私の顔を見るなり
こりゃ、酷い顔だな。入院だ」と
吐き捨てるように言った

それから、症状を説明すると
やはり白衣のおやじは入院をすすめた

生後半年の子供がいるので
入院はできませんと断り
授乳しているので薬も飲めないと言うと

白衣のおやじは
死んでも知らないよ」と言った

「お母さんが死んじゃったら
どうしようもないじゃない」とも言った

 

初めは現実味がなかった

 

あれは、“告知”だったのだろうか
「あなたは死かも知れない
難病指定の病気なんですよ」と
言う宣告・・・?

でも、その時は
「はぁ?このおっさん
誰のこと言ってんの?
頭おかしいんじゃない?」という思いで
頭の悪そうな白衣を着た
クソおやじの部屋を
ぼ~としながら後にした

 

そんな時には深呼吸を

 

『敬って来た、権威ある“お医者様”の
ことばに押し潰されそうになってるね

考えてみようか・・・
尊敬に値する人が
不安で苦しむ人間に
「自分に従わないなら死んでも知らないよ」
と言うことばを吐くだろうか?

その人は医師としてのみならず
人として残念と思うしかない

でも、その人と出会ったことも
必然で、意味のあること

それは・・・後に冷静になった時に
振り返れば、分かる事だ

ただ、今は・・・
どうか、そんなことばの暴力

負けずに・・・
キミとキミの大切なモノを守れる道を

よ~く考えよう

まず、深く、息を吸って吐いて・・・
もう一度、吸って・・・
・・・嫌な想いも一緒に、吐いて・・・

もう一度、森林浴に来ている様な
きれいな澄んだ空気をイメージして・・・
吸って・・・
・・・浴びせられた汚いモノを一緒に・・・
吐いて・・・

これから先も
キミの身体に必要な
きれいなモノだけが入るイメージを
はからずも入ってしまった
汚れた不要なモノは出すイメージを
意識して呼吸をしよう

大丈夫だから

きっとキミは大丈夫』

 

to be continued….

Sakuko